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私を癒した漫画 [マンガ]

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世の中に名作といわれる漫画があります。
それらの中には読み手の心を癒す力をもった作品があります。

もと漫画描きなら何でも読んでいたかというとそうでもなく、
私は純正少女漫画育ちなので、少年漫画は読めなかったことを先にお断りしておきます。
線がね、視覚的に受け付けないので、内容がよくても読めないものが多かったのです。
青年漫画やレディースは、私が描くのをやめる少し前くらいから
世に登場し、ジャンルが確立されたものなので、これもまたあんまり読んでいません。
その少ない範囲の中で、読後に世界観が変わった作品が幾つかあります。

写真の「トーマの心臓」は、実は世に発表されたかなり後から読んでいます。
少年愛がテーマということでとりざたされていましたが、
私はこの作品をそんなところで捉えることは出来ませんでした。
当時人間不信の真っ只中にいた私は、
「こんなに深く誰かを愛することが出来るだろうか?」と、大泣きしました。
そして、人間と関わることに目を向け始めたのです。

「訪問者」は、前出の作品に出てくるある人物の幼少期の話になっていますが、
独立して読むことが可能です。
親との葛藤を抱え続けていた私が、
「子が親を許すこともある。」のだと、いう新しい視点を持つ助けになったものです。
萩尾さんには、「イグアナの娘」や「半神」など他にも数多くの作品があり、
これらにも私は泣かされています。

世の中に多くの描き手がいて、当然多くの作品が生み出されてきましたが、
感動するものなら沢山の名前が挙げられます。
しかし、
人生に影響を与えたほどの作品は、そう多くはありません。
これらの作品に出会えたから現在の私がここにいると思うものです。

タグ:少女漫画
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こんな私に誰がした [マンガ]

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心理学として人格形成を学ぶと、親が子供に与えるものの大きさに驚かされます。
インナーチャイルドも親とのことがポイントになっている人は多いことでしょう。

けれども、時に親以外の祖父母や教師、兄弟姉妹が影響を与えることもあります。
または、母親と父親の役割モデルが逆転していたり、
両親揃っていてもどちらかのモデルが欠けている環境も考えられるでしょう。
私の育った家は、母親が父親よりも稼ぐ人だったので、
母親も父親モデルになっていて母親モデル不在の家だったことに、
先日の花カードで気づかされました。
通りで女性性のことでの解消ポイントを母親に見つけようとしても難しかったはずです。
「今までの努力は・・・。」と、ちょっとがっかりな自分でした。

ヒーリングの現場でも、
「こういう風に育てられたんです。」などと、
現在の自分の状況を親のせいにする人が沢山います。

しかし、もともとヒーリングというのは心理学的な三次元的手法ではなく、
精神世界と言われる世界に属した行為です。
精神世界では、その両親の元に生まれるのも、その後の人生も、
すべて自分の責任が大前提です。

例え、両親が赤ん坊である子供を虐待死させたとしても、
その経験を学ぶためにその両親の元に生まれたと考えるのです。
中絶した命さえも、そのことから学んでいるということになります。
実際の所、一度中絶されて別の親を選び直して生まれてきたという記憶のある子供が
知り合いにはおります。
ですから、私は自分の責任であるということがしっくりくるのです。

別の理由の一つに、
少女時代の愛読漫画が「スケバン刑事」だったのも影響しているかもしれません。

主人公 麻宮サキは、母親の虐待を受けながら育ちます。
母親の愛情は妹にのみ注がれ自分には向けられません。
唯一、ヨーヨーを操ることを母親が教えるときだけが愛情の交流と言ってもいい状態でした。
娘の幸せのために母親は溺愛していた次女を養女に出すのですが、
その養子縁組み先に飲んだくれの父親がお金の無心に行ったことを知った時、
サキが父の膝の上に乗っているその状態で後から母親は父親の首を切り落とすのです。
サキは成長して後、母親の延命のためにスケバン刑事になることを承諾します。
ひどい目にしかあわされていない、悪態しかつかない母親からの愛を求めて、
自分はひたすら与えていくのが、麻宮サキという人物像なのです。


与えられるからこちらも与える
愛とはそんな狭量な行為ではないと教えてくれた作品です。


和田 慎二先生のご冥福を心よりお祈りいたしております。
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読んで癒される漫画―はじまりのにいな2 [マンガ]

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えー・・・ついにカテゴリー分けすることにしました。
読んで癒される漫画です。

ただ、物語というものは、どんな名作でも感動する人としない人がいます。
何がその人の心に響くかは、一人一人で違いもあるからです。
ですから、今後このカテゴリーで紹介する作品についても基準は、
私が癒された(感動した)漫画になることをお断りしておきます。


さて、以前にもこの作品は紹介させていただきました。
前世の記憶を持つ少女『新菜』の家族編のコミックスが出ました。

家族編では、主人公の前世の家族にスポットを当て、
この死別をどう乗り越えてきたのか乗り越えるのかを描いているので、
早くに母を亡くした私なども、なんとなくよくわかるこの喪失感がうまく表現されていて、
やはり、涙なくしては読めないお話ですが、
読後感はいいお話です。

人間思いっきり暗い気分に浸って浮上するというやり方をする人を
結構見かけますが、私はM気はないので、
そういうので癒された感は得られないし、あれは癒されるというのとは違うと、
私は定義しています。
ですから、私は暗い作品を読んで同調して癒されることはないのです。
その意味で、この作品は安心して読めることをお伝えしておきます。
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手当て [マンガ]

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病気や怪我などに対して処置をすることを、昔から「手当てする」といいます。
この言葉は患部に手を当てることで症状が軽減することから来たそうです。
実際、私達はお腹が痛くなった時などに、無意識に手をそこに当てていることでしょう。

多くのヒーラーが、ヒーリングをする時クライアントに手をかざして行います。
以前読んだ本では、ハートからのエネルギーが手から放出される上に、
この力は程度の差はあれ誰でも出せるのだと、
書かれているものがありました。

しかし、私は自分の手からヒーリングのエネルギーが出ていると、実感したことはありません。
割と「緑の指」の持ち主だとは思うのですが、
この効果にもむらがあります。

過去記事にすでに書いていると思うのですが、
バーバラ・アン・ブレナン女史によれば、
第三チャクラがヒーリングセンターということになっています。
前述の本の著者は、ハートの力で癒すというのですから、
ここも意見が分かれるところです。


さて、この手当ての効果を写真の本に書かれているとおりに行うことで、
私は実感することが出来ました。
漫画家 永久保 貴一さんが、ユタのはるさんより聞いた方法です。

ネタバレは失礼なことだと思っておりますので、
ここではその方法の詳細については書きません。

ただ、書かれていたとおりにしてから、
私の不調の原因になるみぞおちと下腹に一日数回の手当てを行いましたら、
お通じが良くなりました。
東京は連日天気が悪いのでウォーキングも出来ていないし、
ファイバーのサプリメントも切らしてしまっているのですが、快調です。

また、この本は個人的に生き霊の取り方についてとても役に立ちました。
霊に対する考え方は、基本私と同じようで、
引き合うものがなければ取り憑けないというのも頷ける話です。

多くの霊能者の体験談を読んでいると、
自分とよく似た体験をされていることがあり、
それは興味深いのですが私は霊能者として生きているわけではありませんから、
修行らしいものもしたことありません。
よく、人様からヒントをもらって対処することは、多いです。

一般の方は霊の対処法は知らなくてもいいとは思いますが、
この「手当て」は、お金を払うことなく何時でも自分でできるお手軽な方法ですので、
初期段階の対処法としてはお勧めいたします。


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「空の色ににている」 [マンガ]

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十代の頃、本屋で立ち読みをしていて泣いてしまったことがあります。
それも絵本でです。
しゃくり上げてしまうほどの号泣に、
恥ずかしくてその場では買えずに後日改めて買いに行ったのが、
「THE MISSIG PIECE」(訳本の邦題は「ぼくを探しに」)という本でした。

その後、この本のことを作品のなかで紹介し、
絵本の作者の描く続編とも違う可能性を提示して見せたのが、
内田善美さんの「空の色ににている」でした。
雑誌りぼんの愛読者だった私は、
内田さんはデビューの頃から注目していた1人でした。
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まぁるい円の一部分が口のように欠けた「ぼく」の、
欠けた部分を探しに行く旅を描いた絵本は、
ぴったりになれる相手と出会ったのに、
別れてしまいます。
「空の色ににている」では、
主人公は欠けたところを埋めるのではなくぴったりと重なる同じ形の相手を見つけます。
しかし、その相手には欠けたところを埋める相手がちゃんといるのです。


パートナーって・・・、他者と生きるって何だろうと、
基本ひとりで生きていくことしか頭になかった私に、
誰かと生きることの様々な可能性を考えるきっかけを与えてくれた作品です。


※古い作品なので探しても手に入らないこともあるかもしれません。
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家族との価値観の違いによる葛藤 [マンガ]

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吉田 秋生さんの「ラヴァーズ・キス」このタイトルを予告で見た時に、
私は思わずショックを受けた。
およそこれまでのこの作者の作品からは想像が出来ない内容だったから。
掲載は読み切り形式の連作だった。
私は一作読むごとにこの作品に描かれている人物達に惹き込まれていった。
最初の主人公は二人姉妹の姉、里伽子だが、物語が進むに連れて、
主人公は関係する人物のなかでどんどん移り変わる。
移り変わるので、ひとりの少年が髙3にして学校を中退して生まれ育った土地を離れることの
裏側にあるものを本人ではなく関わる様々な人々の視点から描かれていくのです。

ストーリーこそタイトル通りのラヴ・ストーリーなのですが、
ここに描かれているのは、家族のなかでの葛藤なのです。
外から見ると理想の家庭に見える家の中にいる者の内実とか、
家族だから判っていると思っていた相手の真実とか、
そういういろいろが切ない。
誰が悪いとかそんな風に切って捨てられないのは、
その相手が家族であるから。
そこに生まれる葛藤というものが私達を時に苦しめるのです。


そして、家族との葛藤で苦しむ主人公を描いた秀逸な作品が、
故三原 順さんの「夢の中 悪夢の中」です。
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この作品の発表は前後編で、前編が1991年の12月号、
後編が1992年の1月号ですので約20年前に描かれた作品ですが、
現在読んでも古くさいところ等何も感じないといえるのは、
作品の主題が人の心の内と外での葛藤にあるからだと思います。
家族であっても、趣味や幸福における価値観は同じとは限らない。
その違いを認められない時に私達はとても苦しむ。


私がこれらの作品を読んで癒されたと感じるのは、
やはり家族との葛藤において理解されたという感触がなかったからかもしれません。
親の期待に添えない子供というのは、その示された要求の内容が何であれ、
「期待に答えられなかった自分がいけないのではないのか。」という、
心の責めを負いがちです。
けれども、一方でこの作品の世界のように、
親の要求が理不尽なものであるのを感じることもあります。
二つの相反する心が生じるのが自分の家の中であるなら、
その人物は家庭において安らげることはないといえるでしょう。


肩の力を抜いて自然体で家庭という集団、そこにいることを手に入れるために、
私は自分を癒すことを始めたのだと思います。


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犬を飼う [マンガ]

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少女マンガ以外をあまり受け付けない私が、
読んで号泣したのが表題の「犬を飼う」でした。

基本、画面が黒っぽい作風を好まない、
線が多くてその線が整理されていない画風は好きでないのが、私なんです。

線が多くても細部にわたりきっちり描いている人は好きです。
それで谷口さんの絵には拒否反応がでなかったのだと思います。

さらにいうなら、私はリアルな動物が好きなので、
マンガとはいえ擬人化した動物はあまり好まないところがあります。
この動物のリアル感が好ましい作品でもあるのです。

この作品を読んだのが、犬関係の人々に「旦那」とも「恋人」とも言われた愛犬エドが他界して、
まだ数年と経っていなかったという時期的なものもあったかもしれません。
しかし、愛犬は突然死でしたので、この作品に出てくる「タム」のように、
介護を経験することもありませんでした。

登場人物夫婦の老犬介護の日々と、その後に続く「そして猫を飼う」
表題作だけを読むと「生と死」の切なさが重いけれども、
その後も残された人々には生ある日常が続く、
この淡々とした日常感にとても癒された作品です。
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言霊 -鏡の法則- [マンガ]

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今週発売されたばかりの新刊です。
人間の心理にグイグイ来る作品を数多く書かれてきた山岸涼子先生の作品、
「言霊」です。

これは、タイトルは言霊ですが、描かれている内容は、帯にあるように、
ダンサーをはじめとする、アスリート全てに共通する"メンタルトレーニング"を
描きたいと思ったのが、「言霊」を書くきっかけです』
というように内容はマインドセットのことであり、
鏡の法則のことでもあります。

ネガティブな傾向を持つ本番に弱い主人公が、
どのようにそれを克服してプロになるという自己の夢の足がかりをつかむのか。
ここに描かれているのは、アスリートのみに必要なことではなく、
人生で成功したい人、全てに共通する本質的なことであり、
自己の内側にあるものが外側に反映されるという鏡の法則の実例が、
ストーリーとして現されていますので、わかりやすいです。

読むと泣けて心が癒されるというようなものではありませんが、
まさにマインドの癒しに働く作品だと思います。
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JOKER seris [マンガ]

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私が読んで癒されたマンガです。
原作:麻城 ゆう&マンガ:道原 かつみというゴールデンコンビの作品です。


JOKER seriesは、近未来を舞台にした、刑事物で、表紙に描かれている人物は、
合成人間で、刑事であり、検事であり、裁判官の権限を持つ「特捜司法官」の
なかでも超特別なJOKERナンバーを持つ存在。
変身能力を持っていて男になったり女になったりして、
主人公をぶんぶん振り回してくれるお話です。
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ジョーカーは合成人間である自分との恋に未来はないのだから、
主人公と別れようとします。
しかし、主人公リィンも刑事ですから、粘り強く、食い下がっていきます。
全編を通じてテーマになっている生きる権利と個人の幸せの在り方への問いは、
私自身のものと重なるものが多い作品でした。

でしたという通りにこのシリーズはすでに終わって久しいのですが、
原作の麻城さんがその後もこの特捜司法官の設定を使った小説を書いていて、
現在も「仮面教師SJ」というのが続いています。
これの前には、「新・特捜司法官SA-1」というのがあります。
こちらの主人公は事故で両眼を失った俳優が起死回生を図って受けた
オーディションで機械の目の特捜司法官役を射止めて演じている世界に起こる、
虚実入り乱れた刑事ドラマ(?)です。
全てのシリーズを読んでいると、作者の「生命の尊厳」というものへの疑問や考えが
透かし見える気がします。


どんな姿に生まれてこようと、
それで幸せか不幸かを決めつけられるものではありません。

それは、
ひとりひとりが自分と向き合ってみつける答えなのではないでしょうか。
タグ:マンガ
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日出処の天子 [マンガ]

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この所重たいテーマが続いていましたので、
久しぶりに大好きなマンガの話を・・・。

私が癒されたマンガです。
ただ、当時は癒されるという感覚がわからずに、夢中になって読みました。
現代でいう「中二病」のまっただ中にいる頃に、雑誌連載され、度肝を抜かされました。

聖徳太子が超能力者で、同性愛者というこの設定に、くらくらしたものです。
もともと好きだった日本史に新しい視点をもたらしたのもこの作品でした。

振り返ってみれば、学生時代の自分は、
母に嫌われたくないために自分のサイキック能力を封じて生きていたのですから、
いろいろ自分に辛い思いをさせていた時代ではないかと思います。
封じていても無意識な時に出てくる異様な能力に、
怯え忌避さえして、誰にも相談できずにいた孤独な時代です。
そんな自分を厩戸皇子に重ねてみていたのだと、今ならわかります。

近年、メディアファクトリーより、完全版が発行され、
日本画のような美しさのカラーもそのままに収録されているのは、
嬉しい限りです。
マンガだからこそ面白いと感じられる歴史物のひとつなのです。
タグ:マンガ
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heartのなかにartがある [マンガ]

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タイトルの言葉に気づかせてくれたのは、
菊地一也さんでしたが、
美術専門学校にも通った、もともと美術系の人間である私は、
このことの本質にはずいぶん早くから気づいていたと思います。

恥ずかしがっていては、artは表現できないということを、
私に知らしめしたのが山本鈴美香さんの「愛の黄金律」でした。
この作品を読んだのは、私がまだマンガを描いていた頃、
つまり20代のことです。
主人公は美大に通う女子学生ですが、
この少女に同大学のなかでもカリスマ的な男子学生が目を止めて、
自分の作品のモデルに欲するところから、ストーリーは始まります。

普通の少女は、いきなり求められてもヌードにはなれません。
やがて、2人を取り巻く人々によって、
主人公である少女のもつ素質が理解されていきます。
作品に現れている感受性の豊かさは、
そのまま身体の感度の豊かさをあらわす。
だから、この主人公は男との関わりによってその才能をつぶす可能性も持っていると、
言われるのです。
反対にカリスマ的な男子学生の作品には、
女性との関係の豊富さが現れていると言う。

ここのくだりは私にとっては衝撃的でした。


つまり、見る目のある人には、作品を見れば私が性的に未経験であることなんて、
バレバレであるということでもあるからです。
(多分この問題は、経験済みである人よりも未経験の人の方が恥ずかしさが大きい。)
しかし、これを理由に恥ずかしがっていたら、自分の作品を世に出すことも出来ない。
これは何も絵に限られた話ではないのです。
表現の仕方の巧さ以前に、感覚的にそのことを理解しているかが、
あらわれるものであるからです。

このように、
表現するという行為には、心をオープンにして自己を晒す側面がついてまわるのです。


10代の終わりに読んだあるエッセイ
「恥ずかしいと思わない?結婚しますということは、
これから自分とこの人はHすると、公言するのと同じ」
と書かれていたことに、笑いながらも共感したシャイな私でした。
でも、私はプロを目指して作品を描いていたわけですから、
人様に読んでもらえなかったら意味がない。
バレバレだろうと恥ずかしがっている場合ではないと、私は吹っ切ったのでした。

「愛の黄金律」という作品は、読み手である私に問題提起し、
自己を変容させる切欠をつくった作品になるのです。


残念ながら「愛の黄金律」は、コミックス1冊が、発売されただけで、
連載は中断してしまいました。
作者の山本鈴美香さんが別の世界に行ってしまったからです。
もともとマンガの世界は、作者とファンの関係が、
教祖様と信者の関係性と近いとは言われます。
「エースをねらえ」というスポ根学園恋愛ものという、
少女マンガの王道で大ヒット作を生み出していた作者です。
熱狂的なファンがついていたことでしょう。


heartをオープンにすると一言では言っても、
現実にこれを実行することは簡単なことではありません。
特定の誰かに秘密を打ち明けることがハートをオープンにすることではなく、
誰に対しても同じ態度で向き合えることが、
真実開けた態度であるからです。

友達に見せる顔と親に見せる顔、社会の中にいるときの顔というように、
違っていたり、使い分けていたりするのなら、
まだまだ心(ハート)を開いているとは言えない状態と言えるでしょう。
自己の心の闇さえも愛し表現することが、
より深いart表現につながるのです。

今回のイラストは、大天使ミカエルの兄サミュエルが、 神の怒りに触れ、地獄に落ちてルシファーとなるも、 再び許されて天界に戻った時、その名をルシフェルへと転ずる。 「大天使 ルシフェル」 ルシフェル本人にとても気に入ってもらえた1枚です。
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KATANA [マンガ]

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最近、読んで和む作品と出会いました。
かまたきみこさんのKATANAシリーズです。

刀匠の家に生まれ、刀の魂魄の姿を人の姿で見ることが出来る主人公、
成川あきらが、その能力ゆえに刀絡みのトラブルに巻き込まれるお話です。

刀、私は好きですけれどほとんど知識を持っていません。
鍛冶屋・・・のこぎり職人だったという祖父の血か、
刀には惹かれるものがあります。
昔は、新選組に入れ込んだ歴女なので、
菊一文字や実際に土方歳三が所持していた兼定を拝見させてもらえたのは、
記憶に鮮明に残っています。

土方の刀となれば何人斬り殺したのかという感じではありますが、
刀は清浄でキレイでした。
でも、このマンガに出てくる大方の人の想像の通りに、
刀に切られた人の念がまとわりついているというのも、
各地の歴史資料館などに飾られた刀で見掛けたことがあります。

このお話の主人公が刀の魂魄の姿が見えて話せるゆえに、
他の人には理解されない苦労があるのですが、
それが私と石との関係に似ていて苦笑します。

私は、気になって入った店で、石に
自分を買って、
「私をあなたのウチまで連れてって。」と、
執拗にせがまれることもあったりするのです。
でも、私の懐は無尽蔵にお金がわいてくるわけではありませんから、
石に所望されてもその願いを片端から聞いて上げるわけにもいきません。
こんこんと石相手に説得して、諦めてもらうこともあるわけです。
そういう私の日常と、近いものを感じるから、
和むわけです。
ただ、主人公のように、声にだして会話はしないので、
奇異な目で見られることはありませんが・・・。

石との会話は、幽霊との会話とも同じで
テレパシックなものであるからです。
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朝がまたくるから [マンガ]

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この記事はこのブログの2000番目の記事です。

自分でもよく続いていると思います。
ACCESS数から考えると読者の6割以上が、私がお顔を知らない方と思われますが、
いつも読んでくださいましてありがとうございます。
私自身、相当マニアックな内容を書いている自覚はあります。
過去記事を読んでいない方にはわかりにくいところも多いことでしょう。
このようなブログに一定数の読者が着いていること事態が、
私には驚きであり、励みでもあります。
今後も自分に無理のないスタイルで続けていくつもりです。
よろしくお願いいたします。

さて、記念すべき2000番目の記事には、あまり固すぎないマンガの話題にしましょう。
ご紹介したいのは、羅川真里茂の「朝がまたくるから」
このコミックスには「葦の穂綿」と「半夏生」「冬霞」の読み切り三作が納められています。
私はこの3つの作品の全部、読んで泣きました。

「冬霞」は、親子のDVを扱った作品です。
親の暴力から逃れたはずなのに、いつまでも心の嵐は鎮まらないために、
悪い子としてしか生きられないで苦しむ「負の連鎖」を描いた作品。

「葦の穂綿」は、家族を守ろうとして犯してしまった罪が、
守りたかった家族を社会的に追い詰め永遠に失ってしまった少年は、
自分は幸せになってはいけないと決めてしまった。
そんな相手に恋してしまった少女のお話。


この作品は私が癒されたという作品とは少し違います。
でも、私が仕事として向き合う人々の1人のような、
心の痛みを抱えて生きる人々を描いた作品の短編集なのです。

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マンガ「JOKER REBOOT」 [マンガ]

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以前に私が癒されたマンガとして紹介した「JOKER series」が、
描き手を霜月かいりさんに変えて「JOKER REBOOT」として、
現在連載されております。

描き手としてどちらが好みかということは、ここでは置いておいて、
「JOKER series」が、全編を通じて貫いていた、
個人の幸福と命の尊厳というテーマは、
近年こそ多くの人が考えるべきテーマと思い、
この作品が再び世に出ることは、とても好ましく思います。

アクエリアスの時代を迎え、
人類は個性化というテーマと向き合うことになりました。
このテーマは「みんなと同じように」という学校教育を主軸にしてきた
日本人社会には、大きな亀裂を生み出しているように見ています。

私のように「他者と同じになんてなれない」ということを受け入れて生きている人間には、
この個性化の波はとても心地よいものでしかないのですが、
周りに併せて生きることを大切にしてきた人々には、
真反対のものを身につけねばならないわけで、
価値観の変容や人生への態度の変化も要求される変化の波を、
迎えているのですから、
かなりしんどい時代となっているのではないでしょうか。

まだアクエリアスの時代は始まったばかりで、
この時代のエネルギーを受けた魂の持ち主達も、
未だ成人もしていません。
心は敏感に新しい波に寄り添ったとしても、
社会は変化にすぐは追いつかないから、苦しむのです。


「何があなたの幸福か」
これを見つけるのはあなた自身の魂なのです。


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